わかめと金髪
ズコッ


私ははおもいっきりこけた
それはもう盛大に……

「イッタ〜イ(泣」

「もうっ 大丈夫?」

「うぅ〜…」


「ほんとにわかめはドジなんだから…

早くクラス見に行くよっ」


情けないし痛いしで半泣きになる私に零は苦笑しながらも手を差し出してくれて……

その優しさに特に感動する訳でもなく、、、



私は零の手に自分の手を重ねて立ち上がらせて貰い、ポケットから飴を取り出して食べた

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