絶対ナイショ!!

月野は私の頭を一回だけ撫でると、いきなり席を立った。



「今日は帰るか」



「え?」



カバンを肩にかけ私に背を向けた。



「…………月野?」



「やらなきゃいけねぇ事があるんじゃねぇのか」



「…え?」



やらなきゃいけない事?


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