絶対ナイショ!!

その様子はただの友人としては見えなかっただろう。



「あの二人…付き合ってんの?」



「え…でも美那ちゃんと付き合ってるんじゃ?」



そんな呟きがあちらこちらで聞こえた。



保健室のベッドに希を寝かせる。



「ごめんな…希…。お前は俺が守ってやるから…」



眠っている希の額にそっとキスを落とした。


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