絶対ナイショ!!

駆は私の涙を拭いながら、そして笑いを含んだ声で



「バーカ」



そう一言言った。



「……え?」



「バカだよ、お前」



…バカ?



思ってもみなかった言葉に私は拍子抜け。



「どういう……キャッ!?……」



どういう事って聞こうと思ったら急に手を引かれて抱きしめられた。



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