絶対ナイショ!!

ニッと意地悪く言った。



「バカ…行かないもん」



「言ったな?後悔してもしらねぇから」



そして優しく言った。



「ほら、もう寝とけ」



「…ん、ありがとう」



月野に背を向けて家に戻ろうとした時―――





「……希」



「えっ……?」



< 258 / 284 >

この作品をシェア

pagetop