絶対ナイショ!!

お祭りも終わり家へと帰る道を歩く俺達。



「なぁ、希。ちょっと付き合ってくんねぇ?」



足を止め、そう言う。



コクりと頷く希の手を取り、俺はある場所へ連れて行った。



「ねぇ、どこ行くの?」



「んー?ナイショ!」



俺がそう言うと拗ねたのか膨れっ面になる希。



< 90 / 284 >

この作品をシェア

pagetop