生きて生きて、生きる覚悟はありますか?
ホームセンターに着く前にゾンビの大量集団が橋の上にいたので、川を泳いで渡る事にした。
船を探したがある筈もなく…。
泳ぎがあまり得意ではなかった富永は、不安だったが、幸い深い所でも足がギリギリ着く高さだったので歩いて渡る事が出来た。
「ぷばっ」少し口に水が入った。
〈ザバアー‥ポタポタ〉川から上がり、暫く歩いて、洋服屋を見つけた。が、武器をもってない内に密室に入るのは危険と判断し、入らなかった。
「(ホームセンターへはどう行こう‥)」
頭でルートを検索する近道と遠回りがある。
「(まずは、近道)」
富永は音をたてないように速歩きする。 角を曲がろうとしたその時、〈ア、アア…〉
富永「~~!!」
小さな男の子が角から現れた。
〈アア…ズ、ズ、ズ〉片足を引きずりながら歩いている。
富永「…こんな子供まで‥………………………………」
富永は男の子をずっと見ていた。
「(覚悟…しなくちゃな‥…例えー‥実の親でも、兄弟や、親切な親戚のおばちゃんでも、ああなってたら、殺す事もしてやれない)」富永は決心する。
「何が何でも自分を優先する覚悟が必要だな、迷う暇なんて…あるわけないよ‥」
今自分が考えたこの覚悟の意味を、この時の富永は
まだー‥。
船を探したがある筈もなく…。
泳ぎがあまり得意ではなかった富永は、不安だったが、幸い深い所でも足がギリギリ着く高さだったので歩いて渡る事が出来た。
「ぷばっ」少し口に水が入った。
〈ザバアー‥ポタポタ〉川から上がり、暫く歩いて、洋服屋を見つけた。が、武器をもってない内に密室に入るのは危険と判断し、入らなかった。
「(ホームセンターへはどう行こう‥)」
頭でルートを検索する近道と遠回りがある。
「(まずは、近道)」
富永は音をたてないように速歩きする。 角を曲がろうとしたその時、〈ア、アア…〉
富永「~~!!」
小さな男の子が角から現れた。
〈アア…ズ、ズ、ズ〉片足を引きずりながら歩いている。
富永「…こんな子供まで‥………………………………」
富永は男の子をずっと見ていた。
「(覚悟…しなくちゃな‥…例えー‥実の親でも、兄弟や、親切な親戚のおばちゃんでも、ああなってたら、殺す事もしてやれない)」富永は決心する。
「何が何でも自分を優先する覚悟が必要だな、迷う暇なんて…あるわけないよ‥」
今自分が考えたこの覚悟の意味を、この時の富永は
まだー‥。