Dear先生

1 始業式

私中村優菜、中１の１２歳。
今日は夏休み明けの最初の登校日！
「おはよう！優菜☆」
と声をかけたのは私の親友の中川志穂。
小学校のときに同じクラスで出席番号が前後で話したときに意気投合して仲良くなった
んだ。
「そういえば今日新しい理科の先生来るんだよね？どんな人だろぉ？」
「そうだね！！楽しみー！」
楽しい会話をしながら登校した。

そして始業式が始まった。
「それでは今日から入ってきた先生を紹介します。」
と校長が言った。校長が先生を紹介する。
「えー今日から入ってきた先生をご紹介します。斉藤一樹先生です。では斉藤先生から一言言ってもらいましょう。」
校長が斉藤先生にマイクを渡した。
「こんにちは！斉藤です。教科は理科です。担当は一年生を教えます。一年生の皆さんよろしくお願いします。」
と関西弁で挨拶をした。
どうやら関西弁で挨拶をしたので関西出身らしい。
志穂が「なんだか良さそうな先生だね。」
「うん。そうだね！！」
教室に帰るとき斉藤先生の顔を見た。
その瞬間私は恋に落ちてしまった。