〇●ポーカーフェイス●〇
「あんたが屋上にしょっちゅう来るからでしょ。あ~、もしかして私のこと好きになった?」
そう腕を組みながら末永の目の前をゆっくりと歩いた
そんな私を見て末永はいつものようにニヤッと笑う
「出た出た、自惚れ発言。んなわけないだろ?前も言ったけどただの興味!!俺はもっと愛想のいい癒し系が好きなの!!後何度も言うけど…「B專。でしょ」」
そう末永の言葉に言葉を重ねると末永は「わかってんじゃん。」と余裕の表情を見せ、鞄を持って教室を出て行った
ほんと何考えてるか分からないやつ
やきもち焼いてるのかと思ったら
ただお気に入りのおもちゃを取られた子供
そんなんだったのね
意味わかんない
はこっちのセリフ
しばらくした後私も鞄を持ち
帰る前にトイレに向かった