〇●ポーカーフェイス●〇
顔にかかった水を払っている間に私は橘さんのことを思いっきりトイレの個室の中に蹴り入れた




橘さんはバランスを崩し簡単に転んだ





「ちょ・・・な」



なにか話そうとしていたが私はそんな暇さえ与えず橘さんの頭を思いっきり踏みつけた






そして目の前にある和式便器の中に無理やり顔を沈めた





「や・・・ごほ…やめ…げほ…」





顔を上げようとするが私はお構いなしに足で何度も思いっきり便器の中に顔を沈める





苦しそうにもがき暴れる橘さん





そんな光景を見て他の女子たちはこわばった顔で何も言わずに見ていた




「汚い物はね、洗うけどね…知ってた?ほんとに汚いものは便器に落として流すのよ」





そう一瞬顔をあげて呼吸を整える橘さんを見下ろした




そしてまた踏みつけ、便器に沈めた





橘さんの頭を踏みつけながら回るの女子をゆっくり見渡した




「助ける?それともあんたたちもやる?こういうの好きでしょ?人がもがいて、苦しんでいる姿大好きでしょ?」





そんな私の言葉に女子たちは一歩下がった
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