〇●ポーカーフェイス●〇


「ただいま~!!あー、もう寝る準備できてんじゃン」





そんな篠原の声に俺は振り向いた





その時目に飛び込んできたものに胸がまたぐいっと締め付けられる





無言出たっている東城







チェックのパジャマ姿







普段見慣れない姿に目が離せない









「寝ようぜ~!!」




そうコロンと寝転がる俊介の隣に東城が座ろうとしたとき、俺は瞬発的に東城のパジャマの袖を引っ張った




「お前はこっち」





それだけいい俺の隣に引っ張る




「何で。どこでもいいし」





そういやな顔をしながら俺の隣にコロンと寝転がる





そしてふわんとシャンプーの香りがした




俺に背を向けて寝る東城
手を伸ばして少し触れてみたい
そう思ったけど





『宏太と約束したから』




さっきのそんな言葉が頭をよぎり、俺はそのまま目を瞑った




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