〇●ポーカーフェイス●〇
結愛サイド





キャンプは無事終わり
解散になった





あの夜から極端に私に触ろうとしない末永




何だか単純というか
ばかだ





私は学校についたらすぐに宏太に電話をした




そしたら宏太はすぐに迎えに来た





車に乗り込み、
「ただいま」
と、それだけ言った





「お帰り。約束はちゃんと守ってくれた??」




そう微笑む宏太




私はコクンと小さく頷いた



「偉い!!じゃあ、今日は特別にご褒美」




そう言っていつもと違う方向へと車は向かった




「え??どこ行くの??」




「ついてからのお楽しみ!!」



宏太はまた優しく微笑んだ





私はドキドキしながら窓の外を眺めた
< 239 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop