〇●ポーカーフェイス●〇
「よし、じゃあ手かして!」
末永はニコッと笑って手のひらを見せる
私は呆然とそれを見ているとポンと頭を軽く叩かれた
「手!怪我してんだろ?さっきガラスで!」
私は思い出し自分の手のひらを見た
血だらけの手のひら
私は握りしめ首を振った
「大した傷じゃない。大丈夫」
そんな私の言葉に末永はため息をつき、私の腕を無理やり掴む
「だめ。菌が入ったら大変だぞ。ほら、手開いて!」
そんな言葉に私は仕方なくてを開く