〇●ポーカーフェイス●〇
17時なり、宏太が迎えにきた
やっぱり宏太に会うと何だかほっとする。
何も無理に聞いて来ないし、
自分が言ったことに対しては絶対共感してくれる
宏太が考えていることに対しても共感できる
きっとこの人とならこれからいきていける
そう思えた
もう乗り馴れた車はいつものレストランに到着する
いつものように宏太は車のドアをわざわざ開けてくれる
そして奥のVIPルームへと向かった
私は少し緊張し、食卓の椅子に座った
「そんなに緊張しなくて大丈夫だよ?」
私の頭を優しく撫でて、宏太よ席についた