〇●ポーカーフェイス●〇


私が腰掛けると、私の肩に手を回し、ぎゅっと引き寄せる





宏太の腕に包まれ、体温を感じる






身体中が熱くなり、ドキドキが止まらない





こんな気持ち忘れてた





私また人を好きになった






また幸せになりたい。そう思っていいかな?夏華






私は宏太の肩に頭を乗せた





すごく時間がゆっくりと流れている気がする





周りの音なんて何も聞こえない




宏太の鼓動の音と、呼吸するおと
そんな音だけ今ここにあるだけでいい






そう思えるほどとても心地よい場所





「返事、結愛の気持ち、聞かせて?俺、もう我慢できない」




そう私をソファに押し倒し、宏太の顔が目の前にある





宏太が呼吸するたびに息がかかる





もう、私も我慢できない





気持ちが溢れてくる





夏華、やっと大切な人ができたよ
また人を信じられそうだよ




私を許して?
< 285 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop