〇●ポーカーフェイス●〇
俺は東城から離れ、携帯にでた
「もしもし?」
『もしもし?俺だけどさ、』
俊介からの電話だった
「どうしたー?」
『おまえさ、東城の携帯の番号知らね⁇ちょっと離したい事があって…詳しくは明日学校で話すけど…』
とても真剣な俊介の声
久しぶりにこんな真剣な声を聞いた
「東城なら今一緒にいるけど?」
そんな俺の言葉に
『はあ〜〜⁇早くいえよ』
そんな声
耳が痛い
『お前いまどこにいんの?』
「俺んちだよ。』
そんな言葉に俊介はさらに驚く
『お前家に連れ込んで…つうか、俺今から行くわ!』
そんな一方的な言葉で電話がきれた
携帯をまたポケットにしまうと東城は俺を見上げる
「俊介今から来るって!多分あと5分くらいでくるよ」
俺は東城を座らせた、
東城は目を伏せ、何も言わない
「大丈夫!あいつなんも気にしてないから!安心しろよ?」
そんな言葉に何も反応せずただぼーっと何かを見つめていた
俺も東城の隣に座ると東城はまた俺の手を握った
そんな東城が何だか可愛くて、また抱きしめなくなった
ところで俊介が部屋に入ってきた