〇●ポーカーフェイス●〇

「相変わらず冷めてるな結愛は。初めての登校はどうだったんだい?」



「どうって。。どうもこうもないわ。だるいだけよ。どうでもいい先生とどうでもいい生徒、どうでもいい授業。ただそれだけ」





私はベットに腰掛け、足を組み、髪の毛をかき分けた




「友達は作らないのかい?」



男も私の隣に座る


「友達?笑わせないで。そんなのいらないわ。くだらない」



「どうせ、裏切られるから、?」



そうにやっと笑い私の顔の様子を覗う



「別に。怖くないわ。面倒なだけ。」




「ふ~ん…。傷つくのが?」




私の瞳をのぞき込むように何かを探ってくる




「傷つく?どうやったら傷つくのか教えてほしいくらいよ。それ以上余計なこと言ったら帰るわ。」



それだけ答え、私も負けじと彼の瞳をとらえる
< 35 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop