〇●ポーカーフェイス●〇

席につくとみんなはご飯を買って食べていた




私は買ってきたパンを取り出し、かじった





「まって!東城さんご飯それだけ⁇」





そう目を見開いて私のパンをみる篠原葵





私は頷いた





「そんなんじゃお腹空いちゃうよー?」





「いつもこれだけだから」






「だからお前そんなガリガリなんだな…葵も見習えよな?」




そう笑いながら篠原葵をみる西岡俊介





「篠原、さんは別に太ってないし大丈夫だよ」





そう言うと篠原葵はふふっと笑う





「篠原さんって堅苦しいから葵でいいよ?あおちゃんでもいいし?」





「あ、おい?」







そうよんでみると葵は喜ぶ





「じゃ、俺も俊介でいいから!」





そうご飯をかきこみながら言う






「葵と俊介と、末永」





そう三人の顔を見渡す





末永だけなんだか不機嫌そう





「なんで俺だけ末永…」





聞こえるか聞こえないかの小声で呟く末永





そんな末永を見て葵笑う
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