〇●ポーカーフェイス●〇
これでもう何も作らなくていい
こっちの方が楽かもしれない
たった3年間耐えればいいことだ
耐えられる
私は強いから
それから少し時間がたったあと、ガラッっと教室のドアが開くと
「おっはよ~~~!!」
っっとハイテンションな篠原葵が入ってきた
その後ろには篠原葵の仲間たち
「あ~良かった。まだ先生来てない!誰かさんが寝坊して遅れるせいで遅刻すると思った!」
「うるさいな~俊輔。余裕でしょ!」
そんな話をしながら机に荷物を置く
また嘘ついてる。
そんなことを思いながら篠原葵をちらっと見るとたまたま目が合ってしまった
篠原葵はにこっと私に微笑み、首を傾けた
「東城さんおはよう!!」
そんな微笑みから目をそらし、聞こえなかったかのように無視した