〇●ポーカーフェイス●〇
篠原葵は私の近くにすぐに駆け寄り、机に手を置いた
「やっぱり…。東城さん、気にしなくていいんだよ?こんなの幼稚人がやることなんだから」
どうやら彼女は何か勘違いをしているらしい
私がショックを受けていると
「どいて、雑巾でふけば取れるかもしれないから!!」
そう言って私の机を拭きだす
私はそんな篠原葵の腕を払いのける
勢いあまりすぎて軽く突き飛ばしてしまい、篠原葵は目を見開いて私を見つめた
「勘違いしないで。私はショックとかそういうの何にも感じていないの。」
そう篠原葵を睨む
「でも…「そういうのだるいって…あんたみたいなおせっかいが一番面倒。邪魔」」
そう強めに言ったときにちょうどクラスのみんなが帰ってきた
わいわいと話しながら入ってきた人たちも空気を読み、沈黙になった
またもやみんなの冷たい目だ突き刺さる