ずっとそばに~4人の恋~
「キャッ!!」
急に後ろから肩をたたかれた。
「しーっ!!聞こえちゃうじゃん!!!」
あたしの後ろには美羽がいた。
「びっくりするじゃん!!」
「それよりキスのことそうとう気にしてるよ?なんか可哀想…」
「はいはい…」
「今日ではっきりしたら?」
そんなこと言われても…
「それはあいつしだいかな?」
「告白?それ以外にどうするの?」
あたしから告白するのは嫌だからあいつから待つしかない。