赤い靴
それを止めたのが
サボリ事件

‘信用’が生まれた瞬間だった。大切にしなきゃって、向き合えるって感じられたから

「未幸がどんどん離れて行く気がして淋しかったんだよ」

えっ!?マーシャンの中の私は友達だった

私って勝手だね…
一人で思い込んで決め付けて…
マーシャンを強引に側に置いたのは私なのに

ごめんね
ありがとう

「マーシャンね、姉ちゃんが福岡に行っちゃって寂しい思いしてたんだって」

−ズキッ★−

知らなかった…

「マーシャンのお母さん、‘未幸が一緒でよかった’って言ってたよ‘一人だったら何するかわかんなかった’って」

【マーシャンが寂しい時、辛い時、手を差し延べられる相手になろう】

【悩みをなんでも打ち明けられる存在になろう】

その為にはまず信用をつくろう…

そうして私はマーシャンの側にとどまった

心友
親友
深友
信友

大切な
大切な

友達
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