キスの前の甘い距離
真に裕馬は言ってみた。


「真て、朝方家出れるか?」


「どうして…」


「星空がさ~朝焼けに消えていく瞬間てみたことある?」


「ないけど…」


「じゃあ、明日の4時頃近くの川まで散歩しよう!」


「いいけど…寒くない?」


「寒いからたくさん着て来るんだぞ~」
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