キスの前の甘い距離
そこは街頭も少なく、川の流れる音とたくさんの星が輝いて見える、素敵な場所だった。


「すごい!綺麗だね…知らなかったこの場所」


「真にみせてやりたくてさ…」


「本当だ!来て良かった~」


すっかり気に入った様子の真だった。


「でも上ばっかり見ていたら首疲れるね~」


「じゃあ、ここに横になってみなよ」


草原はちょっぴり湿っていたが、首が痛くなりより真はよかった。
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