キスの前の甘い距離
真は、寒そうにしながら、星空を見るのにも少しあきてきていた。


「裕馬~」


そういいかけて裕馬を見たら、裕馬が自分を真剣な顔で見ていて


「ちょっと、裕馬どうしたの?なんかウケルよその顔」


「あっ!ごめん。ちょっと考え事していて」


「え~なんかエッチな想像でもしてたんじゃないの~」


ウケねらいで言ったはずだったのに、裕馬が何も言ってくれないので、真は困った。
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