キスの前の甘い距離
真もドキドキしていた。


春奈達がいなくなって、二人っきりになって、急に頭が真っ白になっていた。


裕馬の顔が少しずつ近づいてきて


裕馬の鼓動の音も真に触れてわかっていた。


手をずっとつかまれていて、力が入ってるせいか痛くなってきたので


「裕馬、手が…痛い」


「あっ!ごめん…真いい?」


と聞くと返事をする前に、裕馬がキスをしてきた。
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