キスの前の甘い距離
唇と唇が触れてるだけの、優しいキス。


でも、その時間はとても長く感じられていた。


思わず、顔を横に真はずらしてしまった。


「ごめん真、おこってる?」


「おこってないけど…びっくりした…」


突然に足元に感じられる、裕馬の大きくなった物を想像すると怖くなってきた。


急に真は泣き出してしまった。
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