キスの前の甘い距離
裕馬はそれ以上のことはしなかった。


二人で手をつないで、布団の中で横になっていた。


春奈と連が帰ってきた。


「ほれ、甘ずっぱいレモン味のジュースはいかがかねっ~」


連がからかいながら言ってきた。


「おう!サンキュー」


裕馬が受け取った。


春奈も、ニヤリとしながら真の顔を見ていた。
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