貴方はあたし、あたしは貴方。


「あたし、人気者になってやるから。」



杏里の耳元でそうささやいて、あたしは
家を出た。



正直、自分からいじめられに行くのは
怖い....。



でも、負けるのは嫌い。



大丈夫。



人付き合いは特技。
< 14 / 21 >

この作品をシェア

pagetop