貴方はあたし、あたしは貴方。


きっと....



「何?...杏里。」



「杏朱。 ママが言ったこときっと冗談だか
 ら...本気にしなくていーょ。」



「クスっ冗談だったら、コレ。 渡してこない
 でしょ。」



あたしが指差したのは、制服とメガネ。



「でも...入れ替わるなんて...。」



出た。



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