ネコ派?イヌ派?
あれは、3日前の出来事。
「鈴華!!」
と大きな声で私を呼ぶお母さん。
めったに私の事を大きな声で呼ばないのでこの日は珍しいと思ってしまった。
大きな声で言われたから、とりあえず急いでお母さんのもとへと。
「何?」
急いで、自分の部屋から出たからリビングにある机の角で腰を打ってしまった…。
痛いよ…。
「あのね、お母さん再婚しようと思うの。」
…?????
再婚?
え?
「なんで?」
ストレートに聞いてしまった。
だって、お母さんは5年前に交通事故で亡くなったお父さんの事をすっごく愛してたんだもん。
だから、私はその言葉が出てしまった。