【短編】二目惚れ 〜歩道橋の上の恋愛小説
『多分、これからも2度とあの感覚に、出会う事はないでしょう……』
『この話は私の実話に基づいて構成しています…』
『もちろん小説として成立させる為に多少の脚本を加えていますが、あの出会いは本物でした…』
『むしろ嘘の部分があるとすれば、それはこの衝撃をより大袈裟に表現しているのではなく、描ききれていない部分が嘘と言えるでしょう…』
『現実は小説より奇なり…です!』
『私の語彙(ごい)不足、表現不足がもどかしいです…』
『では全て話します…』
『私はあの時はまだ高校生でした…』
二目惚れ
〜歩道橋での恋愛小説
(出会い…そして…別れ…)
語り手…江口亮介 本人