光をもとめて

「余裕なんかねぇよ。好きな子がこんなにそばにいんのに・・・」

その一言にあたしは慌てて手を払い、真白に背を向け布団を深く被った。

「おやすみ、綾都」

あたしの耳元に真白が囁いた。

真白の温もりにこれ以上触れたら、あたしは・・・・ーーーーーーー










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