heart to heart2 キセキのつづき
「それと、何かあったとき、延命治療はしないでほしい」
「柚希……」
動揺してるのがわかる。
私が急に言いだしたから、今は理解できないかもしれない。
「もしもの話だよ?」
「…その“もしも”が来る確率が、他の人よりも高いって、分かって言ってんの?」
律は目を伏せた。
眉間にはシワがよっている。
「もちろん…わかって言ってるんだよ。妊娠してから、ずっと考えてたの」
そう言うと、また私たちのベビちゃんは、元気よくお腹を蹴った。
ママの気持ち、わかってくれるよね?
「柚希……」
動揺してるのがわかる。
私が急に言いだしたから、今は理解できないかもしれない。
「もしもの話だよ?」
「…その“もしも”が来る確率が、他の人よりも高いって、分かって言ってんの?」
律は目を伏せた。
眉間にはシワがよっている。
「もちろん…わかって言ってるんだよ。妊娠してから、ずっと考えてたの」
そう言うと、また私たちのベビちゃんは、元気よくお腹を蹴った。
ママの気持ち、わかってくれるよね?