heart to heart2 キセキのつづき
【1】キセキのあと
あなただから
「おはよう」
目が覚めて初めに聞こえた声。
少し疲れてるのか、ちょっとかすれてるんだけど、ちゃんと律の声。
ベッド柵にもたれかかって、私を覗き込んでいた。
「手術おわったよ」
「…私、生きてるねぇ…」
「うん、生きてるよ」
「そっか…まだ、夢見てるみたい…眠くて目があかないの…」
「もう少し寝てていいよ」
そんな律のお言葉に甘えて。
半分意識を失うみたいに眠りにつく。
麻酔の威力ってスゴイ。
だって、私の中ではほんの数時間眠ってただけだと思ってたけど、
実際はもう3日も眠ってたなんて。
眠り姫状態じゃん。
目が覚めて初めに聞こえた声。
少し疲れてるのか、ちょっとかすれてるんだけど、ちゃんと律の声。
ベッド柵にもたれかかって、私を覗き込んでいた。
「手術おわったよ」
「…私、生きてるねぇ…」
「うん、生きてるよ」
「そっか…まだ、夢見てるみたい…眠くて目があかないの…」
「もう少し寝てていいよ」
そんな律のお言葉に甘えて。
半分意識を失うみたいに眠りにつく。
麻酔の威力ってスゴイ。
だって、私の中ではほんの数時間眠ってただけだと思ってたけど、
実際はもう3日も眠ってたなんて。
眠り姫状態じゃん。