heart to heart2 キセキのつづき
律は何も言わずに、うつむいたまま。
次の言葉を選んでるみたいだった。
律に否定されなかったことで、その“予感”が当たってしまったことがわかる。
やりきれない気持ちが込み上げる。
「…私の…せいなの…」
「…柚希?」
「私が…迷ってたから。本当は心から“産みたい”って思ってなかったから…」
産みたい気持ちはあったけれど、不安なのは変わりなかった。
この子のために、自分の命を犠牲にできるのかな?
そう考えたら、逃げたくなるのが本音だったんだ。
「だから…こんな私をママにするわけにいかないって、神様が怒って取り上げちゃったんだよ…」
抑えきれず涙がこぼれた。
次の言葉を選んでるみたいだった。
律に否定されなかったことで、その“予感”が当たってしまったことがわかる。
やりきれない気持ちが込み上げる。
「…私の…せいなの…」
「…柚希?」
「私が…迷ってたから。本当は心から“産みたい”って思ってなかったから…」
産みたい気持ちはあったけれど、不安なのは変わりなかった。
この子のために、自分の命を犠牲にできるのかな?
そう考えたら、逃げたくなるのが本音だったんだ。
「だから…こんな私をママにするわけにいかないって、神様が怒って取り上げちゃったんだよ…」
抑えきれず涙がこぼれた。