heart to heart2 キセキのつづき
私が笑えば、律も笑う。
辛いこともあるけど、律がいるから大丈夫なんだ。
「忘れ物ない?」
「うん、たぶん」
「ハンカチ持った?」
「持たなくてもいいし」
「わかんないよー?急に鼻血でたらどうすんの?」
「その場合はハンカチじゃなくてティッシュじゃね?」
「まぁそうだけどー」
くだらない話をしながら、律は玄関で振り返った。
私は目を閉じる。
額に触れる、律の柔らかな唇。
「行ってきます」
「行ってらっしゃーい」
辛いこともあるけど、律がいるから大丈夫なんだ。
「忘れ物ない?」
「うん、たぶん」
「ハンカチ持った?」
「持たなくてもいいし」
「わかんないよー?急に鼻血でたらどうすんの?」
「その場合はハンカチじゃなくてティッシュじゃね?」
「まぁそうだけどー」
くだらない話をしながら、律は玄関で振り返った。
私は目を閉じる。
額に触れる、律の柔らかな唇。
「行ってきます」
「行ってらっしゃーい」