heart to heart2 キセキのつづき
はしゃぎ出しそうなテンションの律が、乱暴に私の頭をなでた。
「明日は赤飯炊いて待ってなよ?早目に帰るからさ」
「…うん。じゃあ、待ってる」
「よしよし。気をつけて帰れよ?一人じゃないんだから」
ヒトリジャナインダカラ。
律の言葉を反芻した。
そっか。
私、もう私だけの身体じゃないんだ。
「じゃあ仕事がんばってね」
「おぅ、父は頑張るよ~」
…もぉ、律ったら…。
「明日は赤飯炊いて待ってなよ?早目に帰るからさ」
「…うん。じゃあ、待ってる」
「よしよし。気をつけて帰れよ?一人じゃないんだから」
ヒトリジャナインダカラ。
律の言葉を反芻した。
そっか。
私、もう私だけの身体じゃないんだ。
「じゃあ仕事がんばってね」
「おぅ、父は頑張るよ~」
…もぉ、律ったら…。