意地悪彼氏
人助け 暁side
俺は、草摩 暁(そうま あきら)って言うんだ。もちろん知ってるだろ?

やっぱりな?俺って有名人?



だけど、そんな有名な俺様でもクリスマスには一人。
寂しいなーっ。寂しいなーっ。

でさ、おかしいんだよ!!どう、考えても!!
俺、×ザト(メザト)っていう暴走族の総長なんだけど・・・。
もちろん知ってるだろ?

で、普通暴走族ってクリスマス暴走とかやるだろ?
俺の部下はそんなことする意味がわかんねぇー!とか、わけわかんねーこと言い出して・・・女とどっかいきやがった!!


あー思い出しただけでも、イライラする。
できるだけ、暴力はつかわないようにしてるけど、さ?
いいかげんキレそうだ。


・総長に逆らってる部分
・女がいる部分


にだ。


俺には、いねーからなー・・・。
女・・・。



別にいらねーけど。





ってそんなこと言ってたら、海まできちまったじゃねーか。


「ッハァー。」

結構歩いたな・・・。

「さむ・・・。」


海って冬にくるもんじゃねーな?



バジャバシャ

海の中に人?
真冬の海に?ってありえねーよな?


「・・・ッ」

あれ、マジでやばくね?
マジで、どんどんはいっていってるし・・・。



「おい!お前まて!!」

海の中は、体に刃が刺さるように冷たかった。
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