この場所で。
ピンポンパンポーン

「下校時刻になりました。早く変える準備をして・・・」
「はぁ。」
しかも、この学校は、おかしい。下校時刻になると・・・
「東堂さんよ!!」
「いつも、お美しい。羨ましい!!」
なんでこんなにも女子のあたしに女子がくるわけ!?
しかも、いつもよりいっぱい。なんで?


なんかあっちは男子がいっぱい。全校生徒がいそう。グラウンドいっぱいいっぱいだよぉ。


「おーい!東堂さん!こっちきて!」

だれか呼んでる?

「はーい!」

あの人かな?ヒュ~おおきい。180は普通に越してるなぁ。

なるべくしゃがんで、あ~もう。こういうとき背が低い人が羨ましい!!

やっと
「ついたぁ」
「この人ごみの中、よくたどりつけたね」
な、な、笑顔激甘~~~

「で、どうするんですか?ここから」
っていいながら立ちあがった。

「東堂さん?どこ~~!」
あ~~もうさがさないで!

「わお。大きいね俺と10cm程度しか変わらないんじゃないか?持てるかな?」
「え?」
そうおもった瞬間
「うわっ」
体が、宙に浮いた。
「軽っ!これなら、普通に走れるな。」
え?は、走る?
 
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