大スキ~このキモチ永遠に~


  クラスに着いたら、
クラスのみんなに
見られた



それは、だって
柏木智也は
この学年でモテていた




だから、今日の朝の
クラス発表の時から
柏木智也の名前が
でていたのだ



私は興味なんてない
こんなこと思っていたけど
私はこの人のことを
すぐ考えてしまう




このキモチはなんだろう


早く、紗耶香にすべて
話したい



柏木智也と一緒に
席に着き、
また先生は
話を続けた



「では、これで
終わります
さようなら」




こう先生が言うと
クラスのみんなは
一斉に立って
女子は柏木智也に
男子は集まって
話していた




私は、さっさと
用意を済ませて
紗耶香の教室に
行った




「紗耶香~
    帰ろよぉ」



「うん、いいよぉ」




紗耶香は私のことを
待っていてくれたらしい



すべて話さなきゃ
紗耶香には



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