Vampires and roses ~ヴァンパイアと薔薇~
「―――――・・・っ・・・。」
一瞬の鋭い痛みにまた目が覚めた。
だけど・・・体が言うことを聞いてくれない・・・・・。
目もあけられない・・・。
なぜ・・・?
ダレンに血を吸われたから?
・・・いいえ、それだけじゃない・・・。
誰かが私の上に・・・
首元に誰かの顔が埋もれている・・・
「エドガー・・・」
そう、きっとこの人はエドガー。
なぜかって・・・?
私は、
わたしは・・・
エドガーの・・・
「い・・・っ・・・・・・やぁぁ!!」
突然の、言葉にはとても表わせない痛みに駆られた私は叫んだ。
暴れた。
・・・でもとめられた。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・
眠りに落ちた―――・・・。