華と…



春を待つ、ふきのとうの匂い立つ前で。



「……華、僕たちの関係も、一から仕切り直しだ。

これから先、何度壁にぶち当たっても、すれ違っても。

たとえ憎み合うことがあったとしも、僕はまた、全てをクリアして一から繰り返す。

華は僕の命だから。

何度繰り返しても、それは変わらないと誓うよ」




命ある限り、華と……
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