ウソつき〜後悔した理由〜
「はい。」
翔太のほうに お皿をよせる。
『うほっ!
ラッキ〜♪』
嬉しそうに 食べるなぁ…
単純…??
『何?
姉貴さぁ…
ダイエットでも してんの?』
「別に。
してない。」
『ふ〜〜ん…』
ったく…
ダイエットなんか しないよ。
どうせ 痩せられないし。
無駄。
「ごちそうさま。」
食器を持ち立ち上がる。
台所に持っていく。
洗うのは 家政婦さんの仕事。
「美味しかったです。」
そう 呟くと ちゃんとした身支度に取りかかる。
歯磨きしたり
髪型を整えたり。