ビターな恋
そしてとうとう私の番…

「東中学校から来ました、八城つばさです。バレー部に所属していたせいか、身長が伸び放題で、こんなになってしまいました。

一年間よろしくお願いします‼」


「八城さんで最後か。

それにしても…本当に身長高いなー。」


「先生と同じくらいですかね。」


「お、俺だって低くはないぞ‼」


教室中が笑いで包まれた。


私は笑いながら席に着いた。


「えーっとこのメンバーで一年やっていくからな‼仲良くしろよ‼」


先生はそう言いながらプリントを配り始めた。


「この時間割で明日から授業だ。ちなみに俺は経済な。

忘れ物したら罰ゲームだからな~」


それから、色々な話を聞き、今日は解散となった。


「つばさ、帰ろ?」


「はいはい。

じゃあまた明日ね、間中君」


「ああ、また明日‼」

私と亜梨紗は教室を出た。

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