その信頼は「死ね!」という下種の言葉から始まった[エッセイ]
 貫き通したとは言っても、別にその作中で「死ね!」とは言っていません(笑)。

 私が恩師に教わったのは、人に「死ね」と言って良い、ということではなく、自分が正しいと思った道を貫く強い生き様なのですから。

 飽くまでも、私なりに。

 恩師の生き様を真似は到底できないし。
 自分の生き様を人に真似して欲しいとは思いません。

 いくら成長には叩かれることが必要といっても、叩く人間ばかりになってしまったら、どんなに『心が強く見える人』でも潰れてしまいます。

 全員が同じ考え方で、全員が同じものを守ったら……傷ついたままの人が出てきてしまう。

 相手のために考え抜いて発した言葉だったとしても、

 私が傷つかなくても、他の誰かが傷ついてしまうものだし。
 誰かが傷つかなくても、私が傷つく言葉かもしれない。


 傷つく人が『心の弱い人』だとは思わない。


 傷つくか傷つかないかは、価値観の違いですものね。

 ……これを語り始めると長くなって、また一作エッセイが書けてしまうので(笑)
この話は、またいつかどこかで機会があれば。


 色んな価値観を、是非『知って』ください。
 それは『思いやり』の第一歩だと思います。


 ご精読、ありがとうございました。



観月らん 拝 2011/06/22
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