教えて!恋愛の女神様
彼と別れて心に深い傷を負った私は、ますます男性に不信感を抱くようになった。そして気が付けば『男運が無い』とボヤき、幸せそうにしている人を見ると、『死んでしまえ、コノヤロウ!』と心の中で叫んだ。ひどい時は、背中に向けて唾を吐いた。最低の女になっていた。
こんな状態で彼氏ができたとしても、当然相手は最低だ。
不倫の後付き合ったのは、『暴言男』。まさに最低な精神状態だからこそ結ばれた縁だ。彼は『女のクセに、こんな事もできねぇのか』と怒るのは日常茶飯事で、ひどい時は『おまえなんか生きる資格がねえ。死んじまえ!』と怒鳴った。耐え切れず言い換えせば、『マジ、ウゼェ!』と言われ唾を吐きかけられた。
この恋は一か月で終わった。
そしてその次が、今回捨てられた男。親友であるアミの彼氏の紹介で知り合い、付き合った。
親友であるアミはこれまでの私の男性遍歴を聞き、『そんじょそこらにいる男とばかり付き合うから痛い目に遭うのよ。今でも男は高学歴、高収入、高身長でないと付き合う価値がないわ。他は雑魚よ』と言った。彼氏に貢いでもらった高級ブランドの服やバッグ、アクセサリーを身に着けた彼女は、すごく輝いていて素敵だった。傷ついた私は、すっかり彼女の言葉を信じてしまった。
だが、やはり捨てられた。エッチして三回目で捨てられた。いつも彼が望むままに体を差し出したのに…
今回は最短の二週間で捨てられた。最低記録だ。
(私、本当にモテ子になれるのかなぁ……)
『世界で一番ご利益のある恋愛の神様』を味方につけたのに、すごく不安だった。自分で言うのもなんだが、『重度の男運の悪さ』だからだ。
ピピピピピピピピピ!ふいに頭の上からけたたましい音が聞こえてきた。目覚まし時計のアラームだ。しかし私の目は開かない。まるで接着剤でも塗ったかのように、ぴったり張り付いているのだ。
(ね、む、いー。起きれなーい)
そんな私を急き立てるよう目覚まし時計のアラームはなり続けた。
(確かアラームが鳴る時間をセットしたのは午前七時。そうか、もうそんな時間なんだ。なのに、なんでこんなに眠いの?あっ、そうだ。昨日男に捨てられたし、遅くまで掃除したもんな。きっと疲れているんだ)
こんな状態で彼氏ができたとしても、当然相手は最低だ。
不倫の後付き合ったのは、『暴言男』。まさに最低な精神状態だからこそ結ばれた縁だ。彼は『女のクセに、こんな事もできねぇのか』と怒るのは日常茶飯事で、ひどい時は『おまえなんか生きる資格がねえ。死んじまえ!』と怒鳴った。耐え切れず言い換えせば、『マジ、ウゼェ!』と言われ唾を吐きかけられた。
この恋は一か月で終わった。
そしてその次が、今回捨てられた男。親友であるアミの彼氏の紹介で知り合い、付き合った。
親友であるアミはこれまでの私の男性遍歴を聞き、『そんじょそこらにいる男とばかり付き合うから痛い目に遭うのよ。今でも男は高学歴、高収入、高身長でないと付き合う価値がないわ。他は雑魚よ』と言った。彼氏に貢いでもらった高級ブランドの服やバッグ、アクセサリーを身に着けた彼女は、すごく輝いていて素敵だった。傷ついた私は、すっかり彼女の言葉を信じてしまった。
だが、やはり捨てられた。エッチして三回目で捨てられた。いつも彼が望むままに体を差し出したのに…
今回は最短の二週間で捨てられた。最低記録だ。
(私、本当にモテ子になれるのかなぁ……)
『世界で一番ご利益のある恋愛の神様』を味方につけたのに、すごく不安だった。自分で言うのもなんだが、『重度の男運の悪さ』だからだ。
ピピピピピピピピピ!ふいに頭の上からけたたましい音が聞こえてきた。目覚まし時計のアラームだ。しかし私の目は開かない。まるで接着剤でも塗ったかのように、ぴったり張り付いているのだ。
(ね、む、いー。起きれなーい)
そんな私を急き立てるよう目覚まし時計のアラームはなり続けた。
(確かアラームが鳴る時間をセットしたのは午前七時。そうか、もうそんな時間なんだ。なのに、なんでこんなに眠いの?あっ、そうだ。昨日男に捨てられたし、遅くまで掃除したもんな。きっと疲れているんだ)