井上真緒編
そういって、はるなは帰っていった。エリは、一応呼び止めたが、はるなはそれを無視した。

エリ「なに、やっぱり私一人のほうがよかった」
真緒「別に構わないよ。エリ、はるなにあやまっといて」
エリ「分かったよ。で、相談ってなんだったの」
真緒「もういい」
エリ「彼のことじゃなかったの」
真緒「うん」
エリ「え、だったらなに」
真緒「また今度話聞いてくれる」
エリ「それでいいの」
真緒「うん。今日はそんな気分じゃなくなったよ」
エリ「でも、よかったんじゃない。裏切っているのが分かって。それも同じ課の女の子にてをつけてるなんて、最低だよ」
真緒「ふふ、、」
エリ「結構2枚目だからね、あきらめがつかなかったんでしょ。きっと、神様が知らせてくれたんだよ。真緒が幸せになるようにって」
真緒「はは、、神様か」
エリ「どっかで飲み直す」
真緒「いいよ。今日は帰るよ。ごめんね、わざわざ来てくれたのに」
エリ「何言ってるのよ。ともだちじゃない」
真緒「ありがとう」

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