届かない想い
高校生になって半年が過ぎようとしていた。

ひかるはサッカーをやっていて、
部活もしていた。
聞いた話によると1年生の中で1番うまくて期待されてるとかなんとか…

そんなこと聞いたら
もう余計に惚れちゃうわよ!

サッカーをするひかるはほんとにかっこよかった。
誰にも負けないくらいかっこよかった。

でも夏休みが近づいた頃ひかるは部活へ行かなくなった…


そんななか将からひかるが部活をやめると言っていたことを聞いた。

なんか自分のことじゃないのにすごくショックでどうしてもやめてほしくなかった。だってあたしはひかるがサッカーをする姿がだいすきだから…




夏休みに入りひかるにメールした。

「部活やめるってほんと?」



「うん。やめようと思ってる」



「今やめたら後悔しない?ひかるはサッカー好きでしょ?もうちょっとがんばってみたら?」



「そうだよね…もう少し考えてみるよ!」
とこんな内容だった。
あたしのメールでひかるの気持ちが変わったかな?なんて考えると
すごく嬉しい気持ちになった。

あたしは部活をやめたい理由は聞かなかった。


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