薔薇の国の姫はブログがお好き!?




『ロイ、レオンいいか?気にくわない人はな、毒で殺すんだ。恐いか?なんだ、簡単さ、お父様が教えてやるさ。わかったか?二人とも』

『『わかりました!!お父様』』

六歳になった頃から、俺と兄さんは毒の扱いについてお父様に教えていただくことになりました。

俺は納得いかなかったのですがお父様の期待に応える為一生懸命頑張りました。

しかし、やはり兄さんの方が毒の扱いがうまく両親には叱られる毎日でした。

そこで俺はやりたくないことをして叱られるのはもう嫌だと誓い十六の秋、家を出てこの国に来ました。



「この国に行って姫様に召し使いにならないかって誘われて俺はとても嬉しかったんです。この城の皆様にとても感謝しています」






< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop